◆太一郎窯◆
秘窯の里、伊万里(大川内山)は延宝3年(1675)に、鍋島2代藩主、光茂公により、有田南川原にあった御道具山を移転し、大川内山を御用窯とさだめ、明治の廃藩置県に至までの196年間、数々の名器が造り出されました。
三百数十年の伝統を受け継ぐ伊万里焼は、鍋島青磁、色鍋島、藍鍋島が伝統的な焼き方です。太一郎窯は色鍋島のあでやかさに異なり、藍の落ち着いた雰囲気と色合いに魅せられ、藍鍋島の伝統を受け継ぎ、手描きの妙に現代感覚を取り入れ、より使いやすい器を目指し、ひとつひとつ真心込めて創り上げております。 |